令和4年度の研修会・セミナー等

気候変動への適応に向けた農業技術セミナー
~地球温暖化に負けない県内農業の確立に向けて~

目  的
 農業分野は気候変動の影響を受けやすく,地球温暖化により農作物の品質低下等の被害が発生しています。
 このため,宮城県では,農業分野における気候変動の影響を克服するため,「みやぎ環境税」を活用し,気候変動適応技術の開発と農業現場への社会実装に取組んでいます。
 本セミナーでは,地球温暖化や気候変動が県内農業に及ぼす影響について知識を深めるとともに,宮城県の農業関係試験研究機関がこれまで開発した技術や現在開発している技術を紹介することで、生産者と関係機関,試験研究機関が一体となって,開発技術の社会実装に向けた連携と協力を推進するものです。
主  催
宮城県農業・園芸総合研究所,宮城県古川農業試験場,宮城県畜産試験場
開催日時
令和4年9月9日(金)午後1時30分から3時まで
開催場所
宮城県農業大学校古川教場(古川農業試験場敷地内) 視聴覚室(大崎市古川大崎字富国88)
※Web会議を利用したオンライン開催を併用します。
内  容
内容(講師) 資料
(1)基調講演 「地球温暖化や気候変動が県内農業に及ぼす影響と対策について」
(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
 農業環境変動研究センター 気候変動対応研究領域
 影響予測ユニット ユニット長 西森 基貴 氏)
地球温暖化や気候変動が県内農業に及ぼす影響と対策について(9.14MB)
(2)情報提供 「現在,開発に取り組む「気候変動適応技術」の紹介」
・事業紹介
・開発に取り組む「気候変動適応技術」について
  1. 主要露地野菜生産に関する温暖化適応技術開発事業
  2. 木質バイオマス暖房機の施設園芸分野への利用促進事業
  3. キク類栽培における気候変動への適応推進事業
  4. LEDを用いたブドウ及びリンゴの着色促進効果の検証事業
  5. 果樹の凍霜害軽減技術の開発
  6. 地球温暖化に対応した作物病害虫管理技術の構築事業
  7. 温暖化に対応した高温に強いイネづくり開発普及推進事業
  8. 気候変動に対応した飼料作物の栽培
現在開発に取り組む「気候変動適応技術」(3.49MB)
参考資料
参集範囲
農業生産者,市町村,農業協同組合,農業関係団体,農業大学校,農業改良普及センター,宮城県農政部関係各課等
問合せ先
宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チーム(電話:022-383-8118)

開催結果

 当日の出席者は59名(会場参加28名,オンライン参加31名)でした。

「地球温暖化や気候変動が県内農業に及ぼす影響と対策について」
(農業・食品産業技術総合研究機構)

「現在,開発に取り組む「気候変動適応技術」の紹介」
(農園研 企画調整部)


※当日,研修会に参加できなかった方のために,研修の動画を用意しております。
 動画をご覧になりたい方は,下の「お問い合わせ」から宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チームまでお問い合わせください。
 視聴が可能な場合は,ID・パスワードのお知らせメールをお送りしますので,ID・パスワードを確認の上,こちらをクリックしてください。

 宮城県農業・園芸総合研究所
  (企画調整部 企画調整チーム)
  〒981-1243 宮城県名取市高舘川上字東金剛寺1
  TEL:022-383-8118
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