イチゴ栽培技術向上セミナー
~今後の管理と多収を目指す栽培について~
目 的
宮城県の重要な園芸品目として生産振興を図ってきたイチゴは,主な出荷先の仙台市場や札幌市場から安定的な出荷が求められている他,5月以降の関東以西産地からの出荷が大きく減少する時期の出荷量増加が期待されています。
また,令和3年4月に策定された「みやぎ園芸特産振興戦略プラン」においても重点生産振興品目として,生産額56億円(H30)から100億円(R12)への大幅増加を目標としています。
目標達成に向けて,イチゴの収量や品質の向上につながる生産管理技術の改善や多収性の新品種「にこにこベリー」の品種特性に応じた栽培管理技術の普及等を進める必要があることから,イチゴ生産者の技術向上及び生産現場で技術支援に当たるJAや普及センターのイチゴ担当者の専門的知識の向上及び指導力強化を目的に,イチゴ栽培技術向上セミナーを開催しました。
主 催
農業・園芸総合研究所,農政部園芸推進課,亘理農業改良普及センター,石巻農業改良普及センター
開催日時
令和4年2月1日(火)午後1時から3時15分まで
開催場所
- ○メイン会場
- 農業・園芸総合研究所 6階 講堂(名取市高舘川上字東金剛寺1)
- ○サテライト会場(メイン会場の研修内容をオンラインで中継します。)
- 亘理会場 :みやぎ亘理農業協同組合 亘理山元いちご選果場 管理棟検収室(亘理町吉田字下新田29-1)
- 登米会場 :宮城県登米合同庁舎 4階 401洋会議室(登米市迫町佐沼字西佐沼150番5号)
- 石巻会場 :宮城県石巻合同庁舎 3階 301会議室 (石巻市あゆみ野五丁目7番地)
- 気仙沼会場:宮城県気仙沼合同庁舎 3階 オープンラボ (気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6)
内 容
研修内容(講師) |
資料 |
(1)イチゴ生産振興について
(農政部園芸推進課 園芸振興班) |
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(2)種苗法の改正に伴うイチゴ苗増殖等の留意点について
(農政部園芸推進課 園芸振興班) |
改正種苗法 (8.33MB)
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(3)「クラウン温度制御技術」による収穫期拡大の取り組み(映像による紹介)
(農業・園芸総合研究所 野菜部 イチゴチーム) |
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(4)今後の栽培管理について
(農業・園芸総合研究所 野菜部 イチゴチーム) |
栽培管理 (4.54MB)
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(5)今後の病害虫防除について
(農業・園芸総合研究所 園芸環境部 虫害チーム,病害チーム) |
害虫管理 (4.49MB)
病害防除 (9.95MB)
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(6)令和4年産イチゴ産地や市場動向について
(全国農業協同組合連合会宮城県本部 園芸販売課 永澤克崇 氏) |
販売情報 (157KB)
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(7)農業・園芸総合研究所内イチゴハウス見学(研修会閉会後) |
開催結果
当日の出席者は76名(メイン会場参加43名,オンライン参加14名,サテライト会場参加19名)でした。
※当日,研修会に参加できなかった方のために,研修の動画を用意しております。
動画をご覧になりたい方は,下の「お問い合わせ」から宮城県農業・園芸総合研究所 企画調整部 企画調整チームまでお問い合わせください。
視聴が可能な場合は,ID・パスワードのお知らせメールをお送りしますので,ID・パスワードを確認の上,
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